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先輩社員インタビュー
プロフィール
K.I 2005年入社 |
仕事内容
■ ファーストを選んだ理由
ファーストは、汎用画像処理装置を主に、ハードウェアからライブラリまで幅広く機能を網羅しているメーカーです。
私は前職では、特定顧客への画像処理のための基板設計やカメラの開発に従事しておりました。
自分のスキルアップを考えた際に、汎用装置として多種多様な知識や技術のある環境のなかで、より視野の広い仕事ができ、より画像処理の知識やスキルについて向上できると確信し、ファーストへの入社を決意しました。
■ 私の仕事
私が担当する仕事はハードウェア開発です。ファーストのハードウェア開発は、1人のエンジニアが企画から仕様作成、回路設計、評価、生産部門への引き渡しまでと多くの工程に携わります。主に専門知識が必要なのは回路設計で、高速デジタル回路や高周波アナログ回路による、画像処理基板の設計を行います。回路設計というのは、CADを使って、CPUやDSPなどの演算処理半導体の性能を画像処理装置として最大限に発揮できるように電子部品を組み合わせていく作業です。また、電子部品のみでは賄えないような複雑な処理ではFPGAを専用のプログラミング言語で設計することも必要です。
■ 仕事のやりがい
ファーストのハードウェア開発は、先に説明したように1人のエンジニアが企画から生産部門への引き渡しまで携わりますので、業務が細分化され、工程の一部分しか開発に携われない大企業とは根本が違います。製品の企画から量産まで携わることから、エンジニアとしての責任は重いですが、多種多様な面での知識や経験を得ることができ、手間暇かけた製品が完成し動作する姿を見たときは何度経験しても感動してしまいます。苦労して手掛けた製品が多くの大手メーカーに採用され、様々な製造現場を支えていると思うと、その苦労も報われたなと思いますね。
■ 夢を語る
昨今、PCの性能が著しく向上しているため、画像処理もPCをベースにしたものが主流となり、他社とのハードウェア性能の差別化が難しくなっているのが現状です。今後、ますますその傾向に拍車がかかるかと考えられます。
けれども、そういう状況だからこそ、エンジニアとしての自分の経験を生かすべき。FPGAやGPUなどを有効的に活用し、他社より1歩、2歩進んだ性能を発揮できるハードウェアを開発していきたいです。
就職活動中の方へ
この会社でいったいどんなことをやりたいか。それを明確にするのがもっとも重要です。
ファーストは社員さえやる気ならば、たとえ新入社員でも大きな仕事を任せてくれたりと、その積極性を買ってくれる会社です。与えられた仕事をただこなすより、自ら発案者となってどしどしアイディアを提供してくれる人の方が、僕らにとってもいい刺激(とプレッシャー)になりますしね。一から製品を開発してみたいという人には、ファーストという会社はうってつけだと思いますよ。