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WIL-Builder
開発支援ツール
WIL-Builderは、画像処理ライブラリWILの各機能をフローエリアに配置して行くことで画像処理フローを構築し、実行できるソフトウェアです。I/O制御や外部に同期した動作が可能ですので、出来上がったプログラムはそのままアプリケーションソフトウェアとして利用することも可能です。ソースプログラムのエクスポート機能やユーザ独自ライブラリ(DLL)のプラグイン機能なども搭載しています。ユーザのアプリケーションソフトウェア開発を支援する開発者向けのソフトウェアツールです。
ソフトウェア開発者に最適なツール
WIL-Builder はWIL Version3.0.0以降から提供を開始した開発者向けソフトウェアツールで、ユーザのプログラミング作業を軽減および支援するものです。これを利用することでアプリケーションソフトウェア開発の効率性がさらに向上します。
従来から提供しているWIL-Navigatorは評価・試行を主目的にした初心者向けツールでしたが、それに比べWIL-Builderは機能がより豊富になった開発者向けのプログラミング支援ツールです。
WIL-BuilderはWIL標準ライブラリのインストールと同時に自動的にインストールされます。
簡単操作
評価・試行プログラム程度のものであればプログラム言語を使うこともなく、マウスボタン操作だけで画像処理フローを作ることができ、ライブラリの各機能を試行・実感して頂く事ができます。パラメータ値も柔軟・詳細に設定できます。
初期コストを低減
画像処理アプリケーションソフトウェアを作製する場合の初期コスト(工数など)を低減できます。
条件分岐が可能
画像処理フローは、各タスクを1次元的に並べて逐次処理するだけではなく、条件分岐も設定できます。
外部との同期・連携
シリアルあるいはデジタルI/Oでの通信制御ができるため、画像処理フローは通信により外部と同期・連携したフロー動作が可能です。
ソースコードの生成
画像処理フローの一部はソースコード生成が可能ですのでコーディング作業を大幅に軽減できます。
プラグインが可能
アプリケーション開発過程でユーザ自作のライブラリ(DLL)ができた場合、それを他のアプリケーション開発時にプラグインし再利用することができます。
ベンチマーク機能
特徴量(スコアや検出個数など)を出力する一部のタスクではベンチマークを得ることができます。例えばサーチでは、ベンチマーク結果グラフからパラメータの最適値をある程度見極めることが可能になり、試行錯誤を盲目的に繰り返さなくても済みます。
画像評価によく使う機能はボタンをクリックするだけ
画像の濃度分布を見るのに有効なA-Scope(濃度波形)、ヒストグラム、プロジェクション、グリッド付き表示倍率変換などの単機能はメニューボタンを1回クリックするだけですぐに利用できます。
WIL-Builder関連製品ダウンロード
WIL-BuilderはWILライブラリに付属するソフトウェアです。ライセンス未購入のお客様でもWILは30日間の無償試用ができます。WIL-Builderを試用したい方はWILをダウンロード、解凍、インストールしてください。自動的にWIL-Builderもインストールされます。
インストール後、「スタート」→「すべてのプログラム(P)」→「FAST WIL 3.0.0」→「WIL-Builder」の順でクリックすれば起動します。マニュアルは「WIL-Builder」の直下にある「WIL-Builder Manual」をクリックしてください。
カタログ → 製品カタログやライブラリ一覧などの詳細資料がダウンロードできます。WIL-BuilderはWILカタログの中に記述されています。
ソフトウェア → 30日間の無償お試し利用ができます。WIL-BuilderはWIL 3.0以上のバージョンに含まれています。「ソフトウェアダウンロード」ページから「WIL標準ライブラリ(含むWIL-Builder)」をインストールしてください。
マニュアル → WILライブラリのマニュアルは「各種ドキュメント」のページから「マニュアル(ヘルプファイル)」をダウンロードしてください。WIL-Builder のマニュアルはWILライブラリ本体をインストールすると自動的にPDF版が生成されます。