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幾何サーチFPM
幾何情報を利用した高速・高性能なパタンサーチ機能
幾何サーチFPMは、対象物が360度回転しても、スケールが変動しても、部分的な汚れ・カスレおよび遮蔽があっても、一部分が視野外にあっても、照度ムラがあってもサーチできるパタンマッチング機能です。 画像処理ライブラリを構成する機能の一つとして標準搭載されています。(機能名は「特徴点応用マッチング」、略称として「FPM」と呼びます)
安定したサーチ
FPMは、正規化相関法とは異なり対象物の幾何情報(輪郭形状)でマッチング処理を行ないます。金属素材の反射のように濃淡が大きく変化しても、あるいはシェーディング(照明ムラなど)があっても輪郭形状に差異がなければサーチ可能です。同様に回転やスケールが変化しても形状が同じならサーチ可能です。また遮蔽などにより輪郭形状の一部が見えなくても原形の2/3程度の情報が残っていれば問題ありません。
高速なサーチ
効率的なエッジ抽出とデータ圧縮を採用し、精度を安定させると同時に処理速度を大幅に向上させました。高速度を要求されるシーンでの利用が可能です。 画像処理ライブラリは30日間の期限付きで無償使用(お試し使用)ができます。まだFPMを経験していないお客様はこの機会に是非お試しください。
正確な輪郭抽出
FPMに組み込まれている特殊なエッジ抽出(輪郭抽出)機能は、一般的手法の組み合わせでは抽出が困難な低コントラスト画像でも周囲のノイズ成分を抑えて有効なエッジ情報だけを効率的に抽出し、また同時に形状に沿った滑らかなエッジを抽出して、サーチを高精度・正確に行います。
一般的手法の組み合わせによる |
FPM に組み込まれている |