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FVC08CLB
PCI Express バス仕様 カメラリンク(Base)画像入力ボード
FVC08CLBは、カメラリンクI/F仕様の画像入力ボードです。Baseコンフィギュレーションに対応しております。
本ボードの装着可能プラットホームは一般市販Windows-PC、および当社製のボード組込型画像処理装置です。対応ソフトウェアは当社製画像処理ライブラリWIL、LNX(今後対応予定)です。
概要
FVC08CLBは、カメラリンクI/F規格に対応したPCI Expressバス仕様の画像入力ボードです。
■ FVC08CLB
Baseコンフィギュレーション対応の画像入力ボードです。1ボードに4台のカメラが接続できます。
PoCL規格のカメラに対応しています。FVC08CLBではカメラがPoCLか非PoCLかを自動認識します。
外形寸法 | 167.65mm × 111.15mm (コネクタなどの突起部を除く、PCI Expressショートサイズ) | |
質量 | 180g | |
消費電流 | +5V:0.6A (max)+12V:0.8A (max) | |
システムバス | PCI Express 2.0 Gen2 ×4 | |
画像入力チャネル数 | 4チャネル(Baseコンフィギュレーション) | |
ローカルバッファ | 512Mbytes | |
カメラリンクインターフェイス | インターフェイス仕様 | Baseコンフィギュレーション |
データフォーマット | 8/10/12/14/16bit 1TAP 8/10/12bit 2TAP 8bit 3TAP(24bit RGB) |
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ピクセルクロック | 最大85MHz(データファーマットによる) | |
最大取り込みサイズ | 水平 16,380画素、垂直 65,535ライン | |
カメラコントロール | CC1〜CC4 | |
シリアルコントロール | 9,600/19,200/38,400/57,600/115,200 bps 8bit、ノンパリティ、ストップビット1固定 |
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PoCL仕様 | +12V、最大0.4A/チャネル PoCLカメラ認識時、自動給電 | |
外部入出力 | 外部トリガ入力 / チャネル数 |
TTLレベル(立ち下りエッジを使用)×4チャネル |
露光期間出力 / チャネル数 |
オープンコレクタ(正負論理、トリガ動作時のみ)×4チャネル | |
エンコーダ入力 / チャネル数 |
A、B、Z相:EIA-422入力 最大1MHz×2チャネル B相及びZ相をEIA-422入力の差動外部トリガとして、入力可能。 EIA-422入力の終端抵抗のON/OFFが可能。 |
※ エンコーダ入力はカメラ4チャネルに対して、2チャネルとなります。
特徴
■ 非同期入力
FVC08CLBでカメラを4台接続した場合、4台は非同期に動作させることが可能です。 またそれぞれのチャネルには異なるカメラ機種の組み合わせが可能です。
■ エリアカメラでのランダムトリガ入力
外部信号制御およびソフトウェア制御によるランダムトリガ入力が可能です。また単発取り込みだけではなく連続フレーム取り込みも可能です。
■ ラインカメラでのエンコーダ入力
ラインドライバ(EIA-422)出力のインクリメンタリ型ロータリエンコーダを接続可能なインターフェイスを搭載しており、カメラリンクインターフェイス内のCC信号を利用して外部からの露光タイミング制御が可能なラインセンサカメラを使用した際、搬送系と同期した画像入力が可能です。
※エンコーダ入力はカメラ4チャネルに対して、2チャネルとなります。
対応カメラ
対応カメラについては 対応カメラ一覧表 をご参照ください。
利用できる環境
■ ハードウェア
当社製のボード組込型画像処理装置(下記ライブラリバージョン組込品であること)
一般市販Windows-PC
■ ライブラリ
WIL Ver.3.0.0.25以上
WIL Ver.3.1.0.6以上
LNX ※今後対応予定